兄夫婦と北島旅行 (1日目)

毎年クリスマス休暇が2週間貰えるのでニュージーランドを観光していたのですが、すでに北の端（Cape Reinga）から 南端（Bluff）まで制覇してしまったのでどうしようかと考えていたところ、日本から兄夫婦が子供を連れて遊びに来てくれることになりました。

正月休みが1周間程しか無いということなのですが、初のニュージーランドということで私の家族5人と合流して9人一緒に北島を少し観光することにしました。

すでに予約していた飛行機のチケットをキャンセルし、私一人で車でオークランドに向かいます。ウェリントンでレンタカーを借りてPoriruaを越え、Paraparaumuに差し掛かった途端に渋滞に巻き込まれてしまいました。夏の旅行シーズンに突入したとはいえ、なんでこんな田舎町で渋滞が・・・・・・。幸先が悪い。

 

 Taihapeの街で少しコーヒーブレイク。途中かなり雨が降っていました。

 今回、何故オークランドでレンタカーをせずにウェリントンで？と思う人もいるかもしれませんが、理由は「貸してくれなかった」んです。実は旅行は4ヶ月も前に決まっていたので随分前からオークランドから9人が乗れるバンを散々探したのですが、ハイシーズンの期間は数の少ない大きな10人～12人乗りのバンは2週間以上でないと貸せないと全て断られました。（オークランド→ウェリントンの片道だけというのもネックでした。）

結局、探し当てたのがウェリントンのレンタカー会社。オークランドまでの道のりが無駄になりますが、ここだと返すのも同じ場所なのでなんとか車を抑えることが出来ました。

どうせなら少し余分にお金を払って装備の良い快適なバンをお願いしたのですが、ここでも2週間以内だとダメだと断られました。渋々安い車にしたのですが乗ってみるとこれがなかなか酷い。

まずは車のドアが全て閉まっているのに「扉が開いているよ！」の赤ランプが点きっぱなし。半ドアかどうかの区別がつかないので危険です。

 

トランクのスペースが全くないので荷物が乗せられない。アクセルをベタ踏みしても最高100キロ（急な上り坂は60キロ）までしか出ないなどの問題がありましたが、一番気になったのは走行距離。

写真でドンっ！なっなんと30万キロ。殆ど廃車ですね。日本のタクシーでもここまで走るかどうか怪しいものです。

何かあってもクリスマスのこんな時期に車の修理工場が開いているはずもなく、日本からお客さんが来るのに無事ウェリントンに戻れるかどうかだけが心配です。

 

トンガリロ国立公園の側を通過。この辺りの坂道&カーブがボロレンタカーにはかなりキツイ。

 

なんとかLake Taupoに到着。予想以上に運転が疲れましたね。