> > ホビット先行試写会

ホビット先行試写会

Posted on 12/01/2012 | No Comments

昨夜、ウェタの従業員用に開かれた、映画「ホビット」の先行試写会に一足早く行って来ました。ニュージーランドでの一般公開は12月14日なので2週間程早い上映会でしたね。

今回の目玉はなんといっても世界初となる3D HFR(High Frame Rate)での撮影。これは通常24フレーム/秒で撮影されるフィルムスピードを2倍の48フレーム/秒で撮影したのですが、一体何が違うのかというと「著しい画質の向上」です。単純に従来の映画の倍の情報量があるわけですから、動きの滑らかさ、モーションブラー(動きの残像)が半減されることによって、見える色の鮮やかさが格段に違います。ピーター・ジャクソンはHFRの事を「今までレコードで聞いていた音楽が、CDに変わった時に似ている」と比喩していますが、もしかしたら私もそうであった様に、皆さんも最初に見た時に違和感を感じるかもしれませんね。5~15分程で目が慣れるはずなので、あまり気にしないで下さい。

残念なことに、開発されたばかりの最新技術なので、何処でもHFRの映画が見られるのではなく、現在ニュージーランドでは下に書いている、たったの2館しかありません。 オークランドとウェリントンに住んでいて、これから映画を見られる人は是非こちらの映画館でHFRを体感してください。

Auckland: Event Cinemas Newmarket
Wellington: The Embassy Theatre



ロード・オブ・ザ・リングの前編ということでニュージーランドでは特に期待されている「ホビット」ですが、今作は時代設定がロード・オブ・ザ・リングの時代より約60年前の出来事になっています。もし前の3部作を見ていない方、見たが随分前なので忘れたという方がいれば、映画の前にDVDをレンタルして復習したほうが良いかもしれませんね。重なっているストーリーがるので、キャラクターにもっと愛着が湧きますよ。

後は「ホビット」の原作本を日本語で読んでおくと、本編で登場する13人のドワーフ達の名前や地名をより理解できて、もっと面白くなると思います。文章で表現されているものが、映像になるとこういう風になるんだ!という面白さもあります。




ワールドプレミアのダイジェストビデオ。役者さん達が映画のキャラクターと合わせて紹介されているので名前と顔を覚えるのには役立つかも。



Leave a Reply

Powered by Blogger.